ナレーションの報酬額はいくらが適性価格?お金に対するマインドブロックを外そう!

西山はるか
勇気を出してナレーターになってみた!でもお客さんからいくら取っていいのかわからなくて困りますよね?

どうも!ナレーター明後日キララです!

「ナレーターになろう!」と決心してからだいたい2年ほどでしょうか。

やっとコンスタントにいい感じの金額で契約を取れるようになってきました。

最初は私も「ちょっと原稿読むのが上手だからってたくさんお金を請求するのもなんだかお金にがめつい人みたいでイヤらしいかな…1000円くらいで商売しようかな…」とか思っていました。

でも案件をこなしていくうちにだんだんとお金を請求することに慣れが生まれ、現在は最低価格5000円、しかもそろそろ値上げを考えています。

駆け出しナレーターさんたちは是非参考にしてみてくださいね!

最初は自分を安く売ってしまうもの

私は素人がナレーターになる手段として、「クラウドソーシングで経験を積むこと」をよくおすすめしています。

在宅ナレーターで稼ぐには?私の経験をお話します!

養成所に通ったりつまらない基礎練をするよりはさっさと声でお金を稼ぐ経験・案件が取れない苦労を味わう方が圧倒的に成長速度が速いからです。

しかしここでぶつかる最大の壁が、

作業量の割に報酬が少ない!!

ということです。

クラウドワークス内の仕事はだいたい1音声200円のものが多いです。

そしてその1音声を収録するために慣れないうちは1時間、編集に1時間くらいかかってしまいます。

2時間みっちりがんばってもらえるお金はたったの200円!!

こんなの完全にブラック企業です!!

ですので最初はクラウドソーシングでナレーション案件をたくさんこなして頑張るのですが、次第に「こんなのやってられるか!」と憤りモチベーションが下がっていきます。

確かにナレーターとして働けるのはとても嬉しいことです。

私は「自分なんてナレーターになれるわけ無い」と思い込んでつまらない会社で営業マンをやっていました。

そんな自分が実際に自分の声でお仕事をもらえているわけですから、それはもう幸せです。

お金よりやりがいだ!安くったって幸せだ!って思ったりするのです。

でも人間はそこまで強い生き物ではありません。それなりのご褒美が無いとがんばれないんです。え?そんなこと無い?私はごほうびが無いとがんばれないダメ人間なんです!ほっといてください!!

そのため、お客さんからいただく金額を上げていき、そのたびそのお金でいいものを食べて

「よーし次もナレーションの仕事いっぱいがんばるぞ!」

と元気を充電するタイミングを作りましょう。それが長く続けるコツです。

とはいえクラウドワークスでは200円より高い額を要求すると仕事自体無かったことにされてしまいますので、最初は仕方ないです。

お金に関しては仕方がないので、とにかくナレーションすることに慣れるのが先決です。

声でいくら稼げるの?お金のマインドブロックを外そう

ところであなたは声の仕事っていくら稼げるか知っていますか?

声優のお仕事は最低15000円から。

企業案件や番組のナレーションだと、なんと1~2分の音声で30000円以上も稼げてしまいます。

オーディブルなどといった一冊の本を全部読む仕事であれば、数十万円のお仕事もたまに落ちています!

100万単位の伝説級のお仕事も世の中には存在しているとか?!(知り合いのナレーター さんから聞いたので定かではないですが…笑)

そうです、声のお仕事は数万単位でお金を稼ぐことを許されたジャンルなんです!

200円が適正価格だなんてそんなはずありません!!

まずはこの現実を知っておいてください。

声のお仕事で3万円を請求することはなんら間違った行いではありません。それなりの技術や経験を持っている人であれば適性と言える価格です。

私もクラウドワークスで50円稼ぐところからこのお仕事を始めましたが、今では企業様からいただいたお仕事で3~4万円の依頼をいただくことができています。

この3~4万円のお仕事は契約させていただいている事務所からもらっているものですので、仲介料のようなものが引かれた額です。

つまり実際はもっともっと高いお金が動いているということです…!!

ただし、やっぱり3万円は厳しい!笑

ここまで「ナレーションで3万円は当たり前」と声を大にして言ってきました。

しかし残念なことにネット上でお仕事を探した時、3万円のお仕事にはほぼ出会うことは不可能です。

現状一番需要があるお仕事はYouTube広告のナレーションで、頑張っても5000~10000円のラインが限界ではないでしょうか。

それ以上の額を請求するとほぼ間違いなく「じゃあ別の人でいいです」と言われておしまい。QEDです。

ではどこにそんな高額な案件が落ちているのか?

やはりお金をくれるのは会社様です!

企業様からいただく案件はやはり多めに予算がかかっていますし、企業からしても半端なコンテンツは作りたくないので、それなりに値段の高いナレーターさんを雇いたいと考えています。

そのため、映像を制作している会社へ営業メール・訪問をすると大きな案件に出会いやすいです。

自分で営業をかけるのが無理な場合は、ナレーター事務所に所属、または業務契約を結ぶことで、その事務所の営業さんが仕事を取ってきてくれます。(私はこのパターンで仕事を取っています!)

海外に可能性あり…?

結局今回のお話をまとめると、

・クラウドソーシングで狙えるのは1万円が限度かも

・企業案件なら30000~1000000まで無限の可能性がある

・高い仕事は営業をかけないと取れない

ということになります。

「そんな…普段会社員で厳しい人は営業なんてかけてる暇ないし、そもそも営業怖いから無理だ…」

そう思ったのではないでしょうか。

ここで新たな可能性として、海外のクラウドソーシングを使うという裏技があります。

実は海外にも映像の制作会社があり、そこが日本語のナレーションを欲しがっているケースがかなりあるのです!!

そのため英語が話せなくてもナレーションの仕事をこなすことができますし、金額も100ドル以上のものが見つかりやすいので、これを利用すれば宅録ナレーターでたくさん稼ぐことができます!

その詳細はまた別の機会に書いていきますね。ではでは

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西山はるか
会社員だったがうつ病で退職。 そこからなぜかプロナレーター・声優に。 しかしこれだけでは食っていけないと思い絵もデザインもド下手なのに経験者というハッタリをかまして、見事グラフィックデザイナーに転身。 その後さらに収益をアップさせるためにフリーランスエンジニアにジョブチェンジ。もうめちゃくちゃである。