宅録声優・ナレーターとしてのゴール地点を決めてみよう 〜お金か?やりがいか?〜

西山はるか
燃え尽き症候群真っ最中の管理人です

どうも!管理人の西山はるか!

宅録声優・ナレーターとして活動を頑張ってきた私ですが、努力の甲斐ありお仕事が回るようになり、

軽く燃え尽き症候群になっています…。

そこまで自分から営業をかけなくても継続案件のみで満足できるため、前ほど頑張らなくても良い状態になってしまったのが原因です。

しかしこのまま現状に甘んじているとお得意様からの案件が終了した時に痛い目を見ることになります。

 

これを防ぐために、

 

今声の仕事を頑張っている人も、これから頑張りたい人も、

目標を設定して正しい方向に努力するようにしていきましょう。

 

現状の私

実は以前こちらのnoteに書いたことがあるのですが、現在私はYouTubeのアニメ声優をしています。(実績公開不可…本当は自慢したい…泣)

YouTubeを観る方なら何度か見かけたことがあるかと思うのですが、静止画が少し動く程度の、そこまでクオリティの高くないアニメーションです。

こちらのアニメは個人の方が制作しているものもあれば企業が作っている意外と大規模なものもあり、私は幸運にも企業が運営しているYouTubeチャンネルの声優として起用していただけました。

最初は1文字1.5円という地獄のような価格設定でお仕事をいただいており、

「こんなにたくさん読んだのにお給料1万円?!」

みたいなことはしょっちゅうありました。

ただ実際のところ1.5円というのはこのYouTubeアニメ業界だとかなり良心的な価格です!

もしこの価格帯のお仕事と出会えたら当たりだと思った方がいいかもしれませんね…!

ちなみに現在は私の参加していたチャンネルの登録者数が激増し、1文字4円にまで報酬がアップしました。

毎週依頼が来るし報酬もそれなりの額になってきたので、私としては万々歳といったところですね!

※ナレーターのお仕事の時は1文字10円前後の価格でお仕事できれば適正価格かと思います。

 

あとは定期的にお世話になっているお客さま達から何件かお仕事がいただけておりますので、これ以上仕事を取りに行くとキャパオーバーになってしまうと言うのが現状です。

ご依頼をいただく際には全く問題ないのですが、自分から新規案件を取りに行く時間を作るのが困難となってしまいました…。

 

お金か、やりがいか

ぶっちゃけます!

現状私の毎月のナレーション収入は

5万円以上、10万円以下のゾーンです。

 

よく

「明後日ハルカさんのブログを観て宅録ナレーター始めました!」

と言ってくれる初心者さんがいたものですが、今ではその人とたちはどんどん10万円以上の収益を叩き出しています。

もう皆さんの方が先輩ですねトホホ。(嬉しいですけどね!笑)

 

一応私も月収10万円以上のゾーンをキープしていた時期もあるのですが、今はYouTube案件に力を入れたいので収入が減少している状態です。

 

ここで一度思い出したいのが、

「自分がなぜ宅録ナレーターを目指したか」です。

 

これを読んでいるあなたも少し目を瞑って思い出してみてください。

 

なぜ自分はこの副業を始めたんだろう?

お金でしょうか?本職にしたかったからでしょうか?暇だったからでしょうか?

 

私の場合は、実はお金稼ぎがしたくて始めました。

 

当時の私はボーナスも残業代も出ない、小さな会社で働いていたため本当にお金がありませんでした。

 

そんな時に自分もできそうな副業としてナレーターを選択し、それに向かって突き進んだというのが事の始まりだったのです。

 

つまり、私の原動力は「お金」であるため、

現状の、YouTube案件に注力することは間違った選択であるということがわかります。

 

気が付くと状況が変わっていた!?

お金が欲しくてナレーターになった私がするべきは、
単価の低いYouTubeアニメ案件より、
積極的に営業をかけて高単価のナレーション案件をいくつも獲得していくことである。

というのがわかりました。

しかし実の所、現在は昔と違って経済的に困っていない状況です。

 

貧乏を脱却するためにナレーターをしていた傍ら、月収の高い職業に就くための勉強や投資などに手を出しており、なんだかんだお金に困ることが無くなってきているのです。

超大金持ちというわけではないのですが、生活する分には全く問題が無くなっていまい、無理してお金稼ぎを頑張らなくてよくなってしまいました。

 

それにこれを言ってしまうと元も子もないのですが…

お金を稼ぎたかったら自分がナレーターをやるより、他人にナレーターをさせる方が効率いいんです!!笑

 

会社の仕組みと似ていて、要は他人にナレーションのお仕事を紹介して自分はその紹介料をいただくというスタイルで、極めれば自分がほぼ何もせずに自動的にお金が入る仕組みが完成します。

自分はお金も入って、お仕事が欲しいナレーターさん達はお仕事がもらえる、WinWinな関係ですね。

これがなかなかに最強の立ち回りで、自分ができない仕事を他人に任せてお金稼ぎができると同時に、自分がやりたい仕事は自分でやることができてしまうのです。

有名な声優さんたちなんかも事務所から独立して自分の事務所を持ってしまう方が多いので、王道的ステップアップではないでしょうか。

 

では私もこのような業態を目指せばいいのかと言えば、

今の自分がそのポジションになることは、ちょっと自分自身が許せないのです。

 

今は「お金」より「実力」が欲しい

私がこのブログを立ち上げた時から数年が経った今、だいぶ宅録声優・ナレーターの母数は増加しており、今のまま私がのんびりと活動を続けていてもその中に埋もれてしまうような気がしています。

なぜなら私はまだまだヘタクソだから!

そのためにはまず第一に、他のナレーター以上の実力を持つことが先決です。

そのため今は、自分の声優・ナレーション能力を引き上げる期間だと考えて活動することにしています!

 

具体的には、トレーニングにお金を使ったり、鼻の手術を検討しています!!!!!

 

以前から「どうしても声がこもるなあ」と悩んでいたのですが、有名な声専門の病院で検査していただいたところ、鼻の中の骨が歪んで左の穴が半分塞がっていることが判明しました笑

ほぼ鼻詰まりの状態でずーっと声の仕事をしていたということです…!なんてもったいないことをしていたんだろう…!

だからまずは自分の実力アップを阻害する身体的要因を取り除くために手術をする予定です!

※もちろんこの手術をすれば格段に上手くなるかといえばそんなわけありません。呼吸が正常にできるようになるだけですからね…!

 

とても強引な手段ですが、他のナレーターさんたちに勝つためには

・高い機材の購入

・ハイクオリティなボイスサンプル

・盛り盛りの宣材写真

・良質な収録環境作り

・鼻の手術や歯の矯正

・上手なミキシング技術

など、物理的に解決できる部分はなるべく潰していくのが私のスタイル…というか正解じゃないかと思います。

才能の無いぼくが他の声優・ナレーターさんたちに勝つためには他の部分で勝つしかありませんからね!

(ミキシング技術には疎いので先生を募集中です…)

 

まとめ

あなたはなんのために声の仕事をしたいのでしょうか?

お金でしょうか?

好きなことで生きるためでしょうか?

もしお金であるならば実力以上にマーケティング力が大事で、色んな人に「自分を使ってくださいよ〜」と押し売りしていきましょう!

もし実力であるならば、基礎練や自分の声の研究など、地道で辛い作業ですが怠らないようにしましょう。

 

ナレーションというスキルは意外と特殊で、意外と求めている人は多いです。

自分なりの目標を設定して、達成するための最短ルートを常に考えながら、私と一緒に声の活動頑張っていきましょう!!

 

ではでは

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ABOUT US
西山はるか
会社員だったがうつ病で退職。 そこからなぜかプロナレーター・声優に。 しかしこれだけでは食っていけないと思い絵もデザインもド下手なのに経験者というハッタリをかまして、見事グラフィックデザイナーに転身。 その後さらに収益をアップさせるためにフリーランスエンジニアにジョブチェンジ。もうめちゃくちゃである。