
このブログでは「誰でもナレーターになれる!」と毎度強く言っていますし、その方法も書いていいます。
ただ、それはあくまで形式の話で、根本的な実力面は自身で磨かないといけません。
私は今でも発声や筋トレをしていますし、それでも全然実力に納得がいきません。
どんだけ才能が無いんだろうと悲しくなります・・・(笑)
それでもお仕事をもらったりできるのは、才能が無いなりにもしっかり訓練を積んできたからです。
発声練習がなぜ大切か
よくわからないけど声優になりたくて方法を検索したら「発声練習をしろ」って書いてあって、それで何日かやってみたって人はいるんじゃないでしょうか?
数日じゃ全く意味がありません・・・(笑)
正しい声の出し方で何回も何回も練習していき、徐々に肉体が発声に向いている作りに変化していきます。
肉体を変えるレベルでやりこまないと変化が出てこないので、本当に何日も繰り返さないとダメです!
私は大学生の時はほぼ毎日人気のない運動場で大声を出していました。夢中になりすぎて授業に出ず5年生になってしまいましたが・・・(笑えない)
ココナラのようなサービスで、訓練していない人のボイスサンプルをよく聴くのですが・・・いわゆる「のどで声を作っている」状態の方が多いです。
声の仕事は、基本は腹から声を出すものです。(本当はお腹から出すわけではないんですけど!)
仕事によってはのどの発声で演技するケースもあるのですが、それは基礎ができている人がやるから上手なのであって、何もできていない人がやっても素人にしか見えないんです。
声に膜がかかっているような音を出せるようになってきたら、訓練の成果が出てきていると思ってください!頑張りましょうね。
滑舌の訓練はやり込みが大事
「あたし滑舌悪いからそういう仕事できないなあ」
こういったことをよく言われます。
やはり私は訓練してはいるので、「明後日さんは滑舌いいね」と言って頂くことは多いのですが、実際のところ私もそこまで得意な方では無いように思うんです。
滑舌にそこまで自信の無い私が周りから「滑舌が良い」と言われる理由、それは「やり込んでるから」に他なりません。
滑舌の訓練を説明してくれているサイトにはだいたい、
訓練を続ければ顔の筋肉が発達して滑舌が良くなります!
という文言が書かれているケースが多いですよね。
ただ私が思うには、「読むことに慣れる」というのが一番大きいんじゃないかと。
「東京特許許可局」といった早口言葉がありますよね?初見じゃ難しいし、滑舌の悪い人からしたら地獄かもしれません(笑)
でも頑張って頑張って、東京特許許可局がスラスラ読めるようになった時、「東京」「特許」「許可」や、それに似た言葉に対する耐性が出来上がるんです。
その要領でたくさんの練習文や早口言葉に触れてみてください。
いつの間にかセリフや原稿を綺麗に読むためのノウハウが自分の中に蓄積され、その結果滑舌が良くなると思いますよ!
私は100種類以上は滑舌練習の例文を読みましたので、それで「自分はこの音出すとき舌が回らないからこうしよう」といった、自分だけの攻略法が出来上がりました。
自宅じゃ大声が出せない・・・
ここまで「とにかく発声練習しましょう!」と言ってきましたが、環境によっては難しいですよね。
私もマンション暮らしですから、お隣さんに迷惑がられないかいつも不安です。
練習するときもタオルやペットボトルに大声を出したり・・・でも少し大変なんですよね。タオルだと息が苦しいし、ペットボトルは口が小さいし・・・
もし同じような理由で苦労されていたら以下の商品をチェックしてみてください。
もしかしたら助けになるかも・・・?
発声練習に「叫びの壷」
充分に訓練を積んだら、CrowdWorksやココナラなどのクラウドソーシングで小さな仕事から始めていき、地道に経験値を増やしていくのがおすすめです。
ではでは。