楽してお金を稼ぎたい・家で仕事したい人たちへ伝えたい体験談

西山はるか
働きたくなくて様々な作戦を考えたのですが…どれも成功しませんでした

大学を卒業してから今まで常に「働きたくない」が口癖の管理人です。

どうすればこの過酷な社会人を抜け出せるか考え続けた結果、最近フリーランスになりました。

フリーランスって…なんかいいですよね…!

でも、なんかかっこいいから・楽そうだから漠然と「フリーランスになりたいな」って思う人、結構いるんじゃないですか?

会社に行かずに自分のペースでのんびりと家で働けたらどれだけ幸せか…その気持ちはわかります。

ただ、安直にそんなことを考える前にぜひ私の体験談を読んでみてください!

おことわり

まず最初に断っておくと…

フリーランスも結局働きます

ぶっちゃけ名前がかっこいいだけで会社員とあまり違いが無いんです。

下手すると会社員より働きますし、会社員より収入が低くなります。

そして私が今からおすすめするとすれば、フリーランスではなくフリーランスエンジニアのことを指します。

もしかしたらあなたが想像しているのは、在宅で好きな時間にのんびり起きて贔屓にしてくれているお客さんとのどかにお仕事するような、そんな誰もが憧れるフリーランスかもしれません。

しかし残念ながらその理想のフリーランスは誰もが簡単になれるものではありませんし、なれたとしても収入を安定させるのは至難の業です。

対してフリーランスエンジニアは比較的難易度も低いですし、収入も安定しやすいです。

その代わり、週5で会社に通勤する必要があります。

「フリーランスなのに会社に行かなきゃいけないの?どういうこと?」

そんな疑問が浮かびますよね。

それでは説明していきます。

理想のハードルがどんどん下がった社会人生活

新卒で会社員になったときは衝撃を受けました。

朝早くに起きて押しつぶされそうになりながら電車に乗り、

24時間のうち8時間は会社のオッサンたちと過ごし、必要があれば残業もして、

帰りもギュウギュウの電車に乗って、

やっと帰ってきたらご飯を食べてお風呂に入るともう寝る時間。

以下、ループ。

「あれ?これいつ俺は遊べるんだ?趣味に没頭できるんだ?」

1週間のうち土日以外は全てこのクソつまらない生活を続けなくてはいけないという事実に、新卒だった私は震えてしまいました。

 

そのため最初に私が考えたのは、「働かないで暮らす方法」でした。

結果としてその方法は株・FX・仮想通貨などの投資しか存在しませんでした。

しばらく夢実現のために投資を勉強してみたのですが…あえなく挫折しました。

まず、投資は基本的に100万円は持っていないと話になりません。

少ないお金でも大幅に増やすことのできるFXがありますが、それも運要素が強いため安定して稼ぐことは不可能と判断しました。

 

これを踏まえ私が次に考えたのは、「フリーランスになって仕事する方法」でした。

私はとにかく早起きと満員電車が大嫌いで、それさえ無ければ働いてもいいやと思ったのです。働かずにお金持ちになるにはまず100万円を用意しないといけませんからね。

フリーランスであれば、家でのんびり好きなタイミングでお仕事ができるはず!それなら我慢できそうです。

家で働く方法はいくつかあるのですが、まず一番始めやすいのはライターです。

失礼ではあるのですが文章を書くことは誰でもできてしまうので、挑戦のハードルはとても低いです。

その代わり、ライター志望者は星の数ほど存在しており、仕事でもらえる報酬は限りなく少ないのです。

たとえ家で仕事できるとしても、週に5回8時間働く程度じゃ生活はできません。週7日徹夜労働を覚悟した方が良いでしょう。

他には画像加工・動画編集・デザイン制作・転売・物販・ネットビジネスなどの仕事があります。

どれも一通り触ってみたのですが、稼げる腕前になるまで果てしない時間がかかりそうなものばかりでした。

ネットビジネスと転売は比較的難易度が低いのですが、事前に100万円は資金に余裕が無いと厳しいです。

そして全てに言えることですが、会社でやる仕事より激務です。

会社でボーッとしてるだけで毎月20万円がもらえるのであれば、その方がずっとお金稼ぎの効率が良いです。

自分の力だけで稼げるのは、一握りの天才だけなのだと思い知ったのでした。

天才じゃない人は、おとなしく会社の給料を上げることを頑張りましょう。

夢の在宅ワークが実現!しかし…

妥協した私が次に考えたのが、「リモートワーク会社員」です。

フリーランスは無理でした。しかし会社員として家で仕事する方法…リモートワークをする方法があるのではないか?

そう考えた私は色々と調べていくのですが、その中で一番ピンと来たのがエンジニア(プログラマー)でした。

というのも、先ほど在宅のお仕事はだいたい稼げないと言ったのですが、唯一WEBサイト作りは優秀な副業ではないかと感じました。

サイトを作って欲しがっている企業は未だにたくさんありますし、1つサイトを作るだけで何万円ももらうことができます。

デザイン制作なんて1万円もらえたらラッキーな方なのに、サイト作りはその額を簡単に超えてしまいます。

だからWEBサイトを作る人…つまりプログラマー(エンジニア)になることが在宅ワークの近道なのではないかと私は思ったのです。

(厳密に言うとサイトを作る人はWEBデザイナーで、複雑なプログラムを組む人がプログラマーです。)

ということで私はエンジニアの会社に転職しました。

ちなみに、エンジニアになったからっていきなり在宅ワークなんてさせてもらうことはできません。

やはり企業としては社員がしっかり働いてくれないと困りますし、在宅の仕事では監視することができません。信頼の厚い社員にならないと在宅ワークをすることはできないのです。

しかし私は本当にラッキーでした…偶然会社がオフィスを引っ越すにあたって、1ヶ月だけリモートワークをさせてもらうことができました!

最初は本当に幸せでした…。通勤しなくていいので、朝8:59に布団を出て9:00にパソコンを起動させていましたよ…悪いことしてるみたい!

仕事の途中にYouTubeを観てもバレないし、休憩を少し長めに取ったりもしました。

ずっとこんな風に仕事していたい…そう思ってやみませんでした。

しかし、思わぬ形でリモートワークのデメリットが顔を出します。

まず、全然仕事をしなくなりました。

これは私が自分を律する力が無いのが悪いのですが、私ったら仕事もせずブログ書いたり音声収録したり絵を描いたりYouTubeを観たりしてしまいました…。

毎日上司にスカイプで嘘の報告書を送り続け、次第に「自分は嘘をついている」という罪悪感が私の精神を蝕んでいきました…。

そして、太りました。

家にいると冷蔵庫がすぐ側にあるので、ついついつまみ食いをしてしまうのです。

仕事をしながらもぐもぐ食べて、休憩中に昼食も食べて、夕方ももぐもぐしながら仕事…こんなの毎日やっていたら太るに決まっていますね。

おかげで体重も増えたし、体を動かしていないせいで血液がドロドロになってしまっている感覚が気持ち悪くてますます病んでいきました…。

 

結局私にはリモートワークは無理!ということがわかりました。

会社に行くのは生活習慣も整いますし、いい運動になります。

おやつなんて食べる余裕も無いくらいバリバリ働いて、わからないことがあったら近くの人に聞いて、会議で意見をしっかり通わせる…こういう古典的なものが、現代人にも案外必要なのです。

あと、子育てをしながらリモートしたいと言う人もよく見かけるのですが、子育てが大変すぎて仕事なんてできないと思います…。

会社に育休を終えて戻ってきた女性がいたのですが、「あー働くって最高!育児より楽なんだもん!帰りたくないから残業しようかな!」と言っていました。育児おそるべし。

私はリモートワークを望まなくなりましたとさ。

在宅が無理なら週3日労働すればいいじゃない!

最後に私が考えた作戦は、「週3〜4日勤務で働く方法」でした。

在宅ワークは自分に悪影響、それならば働く日数を減らす!単純にして明快な作戦ですね(笑)あとお金たくさん欲しい(笑)

週に3〜4日労働が許される高収入な会社…私はやはりエンジニアしか無いと感じました。

エンジニアは結局のところ、お客さんから依頼されたものを締め切りまでに完成させるのが仕事であるため、それさえ守れば5日出勤しなくてもいいのです。

その代わり短時間で成果物を完成させる技術力が必要にはなってしまうため、下積みの間は週5日でバリバリ働かないといけませんが…。

週3〜4日勤務OKなIT企業は、探せば意外とあります。その代わり、給料が下がってしまうというデメリットがあるようです。

やはりお金を稼ぐためには週5日で働かなくてはいけないのか…?

諦めかけたその時、まさかの方法が存在していたのです。

それが、フリーランスエンジニアなんです。

エンジニアならフリーランスのハードルは低い

フリーのエンジニアとは、誰もが考えるフリーとは少し違います。

通常フリーランスは、自分で営業をかけて仕事をゲットしなくてはいけません。

しかしエンジニアの場合はフリーランスエージェントという人たちが存在しており、エージェントがエンジニアにお仕事を依頼してくれるのです。

仕事の依頼料もとんでもない額です。なんと1ヶ月あたり最低でも30万円は固い!!

私も来月から1ヶ月30万円の契約で働くのですが、エージェントからとんでもないことを言われました。

「依頼料すごく低くて…30万円でごめんなさい…」

ですって。

いや、30万円の何が低いのかわからんのだが?

フリーランスが毎月20万円稼ぐのにどれだけ努力をしなければいけないことか…!

実際のところ、30万円をもらったとしても保険料や税金が引かれて手元に入る金額は20万円以下にはなってしまいます。そのため私の給料は新卒と大差無い額です。

しかし、30万円が「低い」と言われるだけあって、経験さえ積めばフリーエンジニアの報酬額は40、50万とどんどん増やせます。

お金に余裕のあるエンジニアなんかは仕事がつまらなそうという理由で月120万円の案件を断ったりしています。そんな、常識では考えられない世界なんです。

つまり給料が高いので、週3〜4労働にしても気にならないということです!

もし月単価70万円の仕事が週4勤務だと60万円に減ると言われたらどうしますか?

意見は人によって違うと思いますが、私は絶対に週4労働を選びます。

だって休みたい!遊びたい!そのプレシャスタイムには10万円以上の価値があるんだ…!

実際私はナレーターとして事務所に所属していますが、会社のせいで引き受けることのできなかった仕事がたくさんあります。

それが引き受けられるようになったら収入も得ることができるので、純粋な10万円ダウンでもないのです。

他の可能性があればぜひ教えてください!

私が調べた限りではエンジニアしか生活を豊かにする手段はありませんでした。もし他に方法があるならぜひ教えて欲しいです!お願いします!

とにかく、よほど心の強い人にしか在宅ワークはおすすめできませんし、ライターなどの仕事で独立しようとしている人は少し待って欲しいなと思うんです。

いくら家でのんびり仕事ができてもお金が無いと時間を有効活用することができません。

私の知り合いも給料が高い代わりに仕事が忙しいからと言って転職したら、時間は増えたけどお金が無くて家でYouTubeを見てることしかできないと言っていました。

残念ながらお金の力は偉大です。だからせめて、フリーランスなどではなく、会社員として収入を安定させながらストレスを減らす方法を考えてみるのもいいのではないかと思うのでした。

ではでは

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
西山はるか
会社員だったがうつ病で退職。 そこからなぜかプロナレーター・声優に。 しかしこれだけでは食っていけないと思い絵もデザインもド下手なのに経験者というハッタリをかまして、見事グラフィックデザイナーに転身。 その後さらに収益をアップさせるためにフリーランスエンジニアにジョブチェンジ。もうめちゃくちゃである。