
毎日黙々と仕事をしながら「これでいいのだろうか」と思っていました。
指示された通りイラストやグラフィックを描いて、隙間時間でうまく仕事を見つけてナレーター業をやる・・・。
楽しいといえば楽しいのだけど、これではいつまで経っても並みの収入にしかなりません。
新婚旅行・引越し・子育てなど今後の予定を考えると、このままのほほんと同じことをしていては金銭的にギリギリになりかねません。
そう、お金を稼がないといけません。
個人のビジネスをもっともっと盛り上げるのも1つの手ではありますが、私は技術の習得に目を向けました。
思えば高校生の受験期以来大した苦労をしていません。
適当に大学に入って、楽なアルバイトを探して、得意なことだけ頑張って、発声練習ばかりして留年して、適当に就活して、小手先でデザイナーになって、付け焼き刃のテクニックで調子に乗って・・・
こんな私がお金を稼ぐなんて、お金持ちが見たら笑うでしょう。
「お前は年収が並で当然だ」
きっとそう言うでしょう。
そこで私は、0からプログラミングを学び、誰にも文句の言われない技術者になろうと決めたのです。
プログラミングは必修科目??
プログラミングに馴染みの無い人もいると思いますので、今の時代プログラミングってどんな認識をされているかを紹介します。
先日このようなツイートが話題になっていました。
娘の中学校用技術の教材が届いた。
プログラミング言語が、私の知っている世界とは違うっぽい。 pic.twitter.com/emRm2sdgJu— こちゅ🐷(kotyubi) (@kotyubi) 2019年1月12日
これが・・・プログラミング・・・!
なわけ無いです笑こんな感じのがプログラミングです↓

ううん・・・画面をそっと閉じたい・・・
本来はこんなにオーバーなものじゃないですけど、わからない人が見たらどれも一緒なくらい、難易度の高い技術です。
けれども、だからこそ年収が高い職業でもあるのです。
有名なホリエモンも、ひろゆきも有名人になる前はプログラマーでした。
彼らはプログラミング技術でユニークなサービスを作って大儲けしたのです。
で、そのプログラミングは最近学校の必修科目になると言われています。
しかし残念ながら、基本は先ほどのツイートのような文章問題になることでしょう。学生たちは結局、国語算数理科社会のような不必要な教科を重点的に覚えさせられるんですね・・・。
難しいけど勉強した
プロゲート というサイトを利用して、毎日パソコンで勉強をしました。
IT企業にいたこともありパソコンには強いつもりでしたが・・・いやあ全く役に立ちませんでした。
プログラミングは全て英語なので、英語の偏差値が30だった私からすると苦労の連続です。(数学は80だったのに)
学生の皆さん、英語はやっておきましょう・・・泣
私が主に勉強したのはHTML(エイチティーエムエル)という、ホームページを作ったりできる言語でした。
やればなんとかなるもので、1ヶ月粘ったら基礎は理解できるようになりました。
しかしここで悲報です。HTMLは別に稼げません・・・。
年収を上げたり、海外でのんびり暮らしながら仕事をするためにはもっと難易度の高い言語を扱えないといけないのです。
そこで私はRuby(ルビー)という言語を集中して勉強しました。
Rubyは「楽しくプログラミングをできるように」がコンセプトに作られた言語で、初心者の私でもすごく楽しく勉強できました!
ただ、楽しくてもやはり奥は深く、頭の悪い私の独学では絶対マスターするのは無理な言語でした・・・。
実務経験を積むしか無い!と思った
独学で勉強ができないのであれば、もうプログラミングスクールに通うか仕事をして自分を鍛えるしかありません。
お金に余裕があったら株式投資に回したいので、スクールに出せるお金はありません。
はい、仕事をするしか選択肢がありませんね(笑)
今やっているデザインの会社は流石に辞められません。仕事は好きだし、休みも多いですから・・・。
だから、空き時間でプログラマーのアルバイトができないかどうかを探しました。
探した仕事はもちろんRubyエンジニアです。
「辛くても頑張ってがっぽり稼いでやるぜ〜」と思って探しました。
結論から言います。ありませんでした。
さすがRubyです。基本的に19時より長くやっている会社はありません。
プログラマーって夜遅くまで死にそうになりながら仕事しているイメージだったんですけど違うんですね・・・
実際は、私服で10時にのんびり出社してオシャレなオフィスで働いて残業せず帰る・・・そんな会社ばかりでした・・・w
私は会社で働いたあとそのまま働きに行けるバイトを探していたので、Rubyで求人を探すのは無理でした。
もうなんでもいいから夜遅くにプログラミングできるバイトは!と思って必死に探すと、4つほどなんとか求人を見つけることができました。
夜遅くにできるITの仕事4選!
見つかった仕事はHTMLを使う、ホームページ作りの仕事・・・いわゆるWEBデザイナーというやつです。
会社帰りのサラリーマンでも働けそうなものを紹介しますね。
1、旅行系の会社
私がまず見つけたのは、旅客船の予約ができたりするサイトを運営している会社でした。
この会社は夜の21時まで、しかも土日もやっている会社です。
会社が終わって19時には到着できるので、なんとか2時間は働けそうです。
土日は学生バイトがたくさんシフトを入れているので、平日にシフトが入れられる人材が人気のようでした。
2、予備校
なるほど、学生の通う塾は22時くらいまで運営していますので、Wワークにはうってつけですね。
私が見つけたところは全国展開している塾なので、サイトの量産などがメインの作業らしいです。
3、転職支援企業
リクナビやマイナビのような転職系の企業は土日もやっているところが多く、私が見つけた会社は夜の22時まで運営していました。
いや〜ブラックですね。
大きな会社であればサイトデザイン、コーディングなど、仕事は無限にありそうです。
4、学習教材開発会社
珍しいタイプです。
子供向けの学習教材を開発している会社で、夜の21時まで運営していました。土日は無し。
自社でサービスを開発している会社は珍しいので気になりますね。
私は4社に面接に行き、なんとか転職支援企業に採用していただけました。
他からはバッチリ断られました。やはりWワークのせいで、出勤できる時間が短いのがネックでしたね・・・。
面接は大変でしたが、なんとか合格できました・・・。
プログラマーは稼げるの?
厳密に言えばそうとは限りませんが、基本的にはそこらへんの営業マンや事務員よりはずっと稼げる可能性が高いです。
稼げないケースというのは、労働環境や言語によるものが考えられます。
私が合格したバイトはHTMLで、その言語が扱える人間は割といます。
ただ仕事はいくらでも落ちているので、作業を早くこなせる人は稼げるようになります。
それ以外のJavaScript、PHP、Rubyなどの言語は扱える人間が少ないため、給料やボーナスが高い場合が多く、なんなら家で作業するのもOKな会社まであります。
ノマドワーカーという、家やカフェ、海外を旅しながらパソコンで仕事をする人たちはだいたいプログラマーです。
公務員にも言えることですが、最初に辛い勉強さえ耐えれば収入が上がるというのがよくわかりますね。
稼げないのにwebデザインの仕事をするのは?
今の日本の平均年収は400万円と言われていますが、それはホリエモンや孫正義の年収も含んだ平均値です。
庶民の給料だけで統計を取るとおそらく平均は300万円程度でしょう・・・。
そんな世の中だからこそ、できることは多い方が良いのではないかと思います。
ホームページ作りのお仕事はそこまで稼げる仕事ではありませんが、できない人の方が大多数であるのは間違いありません。なんだかんだ「できる人」は希少なんです。
プログラミングに興味の無い人も、何かしら勉強をして「誰でもできる仕事」に就かないようにしたいですね。
そして私は、根っからのクリエイター気質なんです。
何かを作って表現するのが大好きです。
パソコンっていうのは本当にすごくて、0円でなんでも作りたいと思ったものが作れてしまうんですよね。
私は「すごいクリエイター」になりたいので、パソコンで作れるものの幅を広げたいというのがあります。
お金持ちになれなくとも、将来自分に子供ができたら、「俺はこんなものを作れるんだよ」って自慢できるようになりたい。
そんな気持ちです!
IT系のお仕事をお探しのかたは、是非この記事を参考にしてみてください。ではでは。